ここでは、MUGnetの設立から1周年を迎えるまでの道のりを振り返ります。様々な作品やイベントを通じて、「問い」を提示し続けてきたMUGnetの歩みをご覧ください。
Zakinu, 本野兎, taroematによりMUGnetが発足されました。
記念すべきMUGnet初イベントNYLON JAPAN YARD SALE in YOKOHAMAにて、Journey to die α を販売しました。
公式BOOTHにてパッケージ版とDL版を同時発売しました。
初参加のC105にて完全版を頒布し、2時間で完売しました。
DREAMCAPE#3にてJourney to dieの試遊と完全新作「梵天世界の壊し方」のフライヤーを頒布しました。
高校生3人から始まったMUGnetは、1周年を迎えました。
これまでのMUGnet作品の原点。制作者自身による裏話や、明かされていなかった設定なども交えてお届けします。
一、Journey to die
「私、明日死ぬんだ」
きみは突拍子もなくそう言った。夏も暮れかけたある日。
まだじめじめとした暑さの残る野原で、そよ風を感じながら寝そべっていた時の事だった。
その時、日は沈みかけていて、空にはアンタレスが蠍心臓のように瞬いていた。
※MUGnetが管理する電子書籍リーダーへ移動します
※この記事はネタバレを含みます
皆様方こんにちは!一周年おめでとうという気持ちで一杯なシナリオライター、本野兎です。
今回は裏話を語れる会というわけなので、北斗と真昼についての裏話を描いていこうと思います。
蛙間北斗(ひるま ほくと)と白真昼(つくも まひる)。スタッフ陣でも読みにくい名前だと不評の彼らですが、名前にはちゃんと意味があります。
本編をやった(もしくは初稿を読んだ)であろう皆様なら覚えがあると思うのですが、現が乗った列車には蛙と蝶々が出てきます。
ここからが裏設定となるのですが、列車の中にいた蛙と蝶々は夢の無意識的な問いかけの派生系のようなものとして描いていました。あの列車自体夢の人間性や創造性が具現化したものだったのです。
そんな中、夢が天使と取引をした際に夢の意識のような一部のようなものは世界に還元されていました。
夢が分断されて世界に再配置されたようなイメージです。
夢のどこか接しやすく、それでいて現を引っ張っていく感じ北斗へ。
夢の不思議な魅力や、現を支える感じが真昼へ。
詰まるところ、夢の男性的な側面は北斗へ。
夢の女性的な側面は真昼へ。
それぞれ要素が受け継がれました。
物語の象徴として、蛙と蝶々はこのような意味も内包していたのです。
1周年を記念して、Journey to die を特別価格でご提供します。
限定期間のこの機会をお見逃しなく。
MUGnet1周年を記念した特別なグッズをご紹介します。
毎日の一杯にも「問い」を。
MUGnet 1周年ロゴ入りの完全受注生産品です。
サイズ: 直径83mm × 高さ95mm
容量: 350ml
素材: 陶磁器
価格: 1,650円(税込)
MUGnet 1周年を記念して、Journey to dieの楽曲をストリーミングサービスで配信いたします。
UKA氏によって作曲された
Journey to dieのテーマソング
配信開始まで今しばらくお待ちください。
配信予定日:調整中
プラットフォーム:Apple Music, Spotify, Amazon Music ほか
楽曲数:1
高校生3人から始まった「MUGnet」
皆様の応援もあり、無事一周年を迎えることができました。
これからもプレイヤーの皆様に
「問いかけ」を提供してまいりますので
今後ともMUGnetをどうぞよろしくお願い致します。